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年長組さんが生育した黄アゲハ

黄アゲハ

今年の夏の出来事ですが、保育園の子どもたちが素晴らしい体験をしました。
部屋に迷い込んだ黒アゲハや鬼ヤンマに触発され、クラスで“黄アゲハの幼虫”を三匹飼うことになりました。
エサは山椒の葉です。
蝶の生長は速く、日々各々に昆虫図鑑で調べながら、生長ぶりを観察したり、絵にいっぱい書きました。
やがて次々と緑色のまゆを作り、その中でさなぎになっていく様子を見て子供たちは「突っつくと臭いにおいを出すよ」
と教えてくれたり「蝶々になったらお別れしなければならないから悲しい」などと口々に言っていました。

羽化は連日の午前中、クラス全員が見守る中で行われました。
午後には羽が乾き子どもたちが「さよなら」と見送る中で大空に飛び立って行きました。

別れは一瞬でしたが、皆で喜び合い、楽しく、黄アゲハの生長を見届けれたことを嬉しく感じました。

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